軽めの失敗談です。
- ゲームに課金して失敗
ゲームで多くの時間を使うという失敗を紹介しました。
続けて、課金についても紹介したいと思います。
なお、私は課金は絶対にしてはいけないものだとは思っていません。
少々矛盾する点もあるのですが、ぜひその失敗を読んで頂ければ幸いです。
- ゲームに課金して失敗した実体験
- 失敗からの学び
目次
ゲームに課金した失敗談
ゲームの課金についてお話しておきます・・・
昔のファミコンは買ったらそれでいつまでも遊ぶことが出来ました。
今のゲームは少し違います。
その当たりのお話しからご説明したいと思います。
ゲームについての簡単な歴史
従来の家庭用ゲーム機
従来の家庭用ゲーム機は例えば次のようなものがあります。
※歴史的にはファミコンよりも前のものもあります。
価格の目安として、1F(ファミコン)4000~5000円位で私の記憶の限りで表現したいと思います。
初期と後期で価格は変わってきますのであくまで当時の目安です。
ゲーム機 | メーカー | 発売 | 価格(目安) | |
---|---|---|---|---|
本体 | ソフト | |||
ファミリーコンピューター | 任天堂 | 1983年 | 3F | 1F(笑) |
ゲームボーイ | 任天堂 | 1989年 | 2.5F | 1F |
スーパーファミリーコンピューター | 任天堂 | 1990年 | 2F | 2F~3F |
プレイステーション | SONY | 1994年 | 8F | 1.2F~2F |
プレイステーション2 | SONY | 2000年 | 8F | 1.5F |
プレイステーション3 | SONY | 2006年 | 12F | 1.5F |
初期投資で本体を購入し、ソフトを10本も買うとファミコンで13F、プレステだと23F位します。
小学生後半から大学生卒業までにすべてのハードを買っていたとすれば、ソフト本数の少ない人で80F、多い人だと200Fを超える投資だったと思います。
メモリーカードや使い捨てのACアダプタ、コントローラーという付属品も考えると、もっと掛かりますね。
ファミコンにはファミコンの良さがあり、プレステにはプレステの良さがあります。
今時中々ファミコンで遊ぶ人も少ないかもしれますが、ファミコンに投資していればいつまでも遊び続ける事ができます。
しかしまあ、すごい技術力ですね。
この買い切りでいつまでも、好きなだけ、好きなように遊べるというのが、従来の家庭用ゲーム機でした。
買ってしまえば後からソフトの中身も変わらず、常にそのバグの残ったゲームで遊ぶことが出来ました。
外部からパッチもアイテムの供給もありません。
他人との見えの張り合いもありません。
※ローカルではあったかもしれませんが
これが従来の家庭用ゲーム機です。
パソコンゲーム
2000年より前
一方歴史的にはこちらが古いのでしょうか、パソコンでもゲームというものはありました。
ただ、子供にはパソコン等買うことができず、周りでパソコンでゲームをするという人は少なかったですね。
雑誌か何かの付属ゲームのようなものをしていた人はいましたが、パソコンのゲームソフトはかなりレアだったように思います。
2000年位から
私が初めてパソコンでゲームをしたのはおよそ2000年頃です。
Diablo IIというゲームでした。
パソコンが15F程度だったでしょうか、プログラムをしたかったので購入しました。
Diabloは2F位でしたね。
その後パソコンのゲームというものを買う事はありませんでした。
Diabloが詰まらなかったからではありません。
Diabloだけで数年間遊べてしまうからです。
2005年位から
また、2005年位になるとインストール無料でアイテム課金というタイプのネットゲームが続々と登場しました。
無料でゲームができるようになり、追加のコンテンツを楽しむために課金という方法が出てきました。
私はMaster of Epicというゲームを始めました。
今はさすがに起動する事はもうなくなってしまいましたが、それこそ10年以上遊びましたね。
そしてそのゲーム代は無料です。
ただ、便利なアイテム、装備、ガチャ等をリアルマネー(現実のお金)で購入する事ができます。
経験値が増える薬が100円、かわいい服が2000円みたいな感じです。
もちろんそれはゲーム上のものなので、実際にかわいい服が通販で送られてくるという話ではありません。
2015年位から
ファミコンのころから有名な作品がパソコンゲームとして登場します。
ファイナルファンタジー14ですね。
ちなみに、もっと前からそういうものもあったかもしれません。
従来の買い切り型から、主流のインストールし課金というタイプにシフトしました。
とはいえ、インストールするにもメディア販売でしたからただではありませんでした。
ブラウザゲーム
パソコンゲームの一部ではありますね。
これも2005年位から流行り出したのかなと思います。
ブラウザ上でゲームをしますが、ブラウザを買うわけではありません。
ハンゲームというところでアカウントを作って友人とミニゲームで遊んでいましたね。
これも先のインストール無料アイテム課金と同じです。
遊ぶときに表示されるアバター(キャラクター)の洋服などを買うことができます。
モバゲーやDMM等もこのタイプのゲームを展開していますよね。
インストールタイプ、ブラウザゲームタイプ、双方があったかとおもいます。
スマホゲーム
基本的には先のパソコンゲームと同じですね。
スマホが普及したころはまだ余りありませんでしたが、2010年台の前半2012年頃にはメジャーなゲームが登場しています。
インストール無料でアイテム課金というタイプのネットゲームが今も続々と出ています。
パソコンゲームとの違いは操作性でしょう。
キーボードをフルに使って入力できるパソコンゲームは操作が複雑です。
タップ、スワイプ、フリック、ピンチ程度の接触方法と画面位置でしか入力できません。
ゲームの内容は自ずと単純なものになります。
パズドラやモンストといったゲームは多くの方がプレイされたのではないでしょうか。
- 2005年頃までは買い切りだった。
- 2005年頃からネットゲームが増え、ソフト代はただで課金という形が増えていった。
課金というもの
ゲームを振り返ってまいりましたが、次に私の課金というものの見方をお話しします。
昔は課金なんてなく、買い切りでした。
買い切れば好きなだけ好きなように遊べ、それ以上何かが変わるというものではありませんでした。
今では買い切り型というものは少なくなり、ネットを使える環境がそうさせているのかと思います。
次から次へコンテンツを配信し、ずっとユーザーを楽しませ続けるというスタイルになりました。
基本的に課金型のゲームの多くは、課金せずに遊べます。
しかし、課金した人と一緒に遊ぶことになり、そういった人と競い合うのは不利です。
逆に競わせる作りにし、課金を誘っています。
もちろん課金すれば優位な立場に立てたり、お気に入りの装備を手に入れる事ができます。
正しくは、そうなりやすいようにお金で解決する事ができます。
そして手に入れた立場や装備は、すぐに後からもっと優位な互換性のあるものが登場します。
また課金し入手する、いつまでも続き、課金しなければ優位性を保ちにくくなっています。
課金しない方がいい?
では、課金しない方がいいのかというとそうは思わないんですね。
課金すると時間を買うことができます。
レベルアップするための時間を短くしてくれるというのはわかりやすい例です。
強いアイテムをお金で買う場合、お金を使わずに同じようなものを入手するよりも早く手に入れる事ができます。
そうして時間を買うと、ゲーム内の単純作業に費やす時間を省けます。
もっと有意義な事に時間を使うことができます。
課金した方がいいの?
じゃあ、課金した方がいいのかというと、そうも思わないんですね。
「どっちだよ!」という突っ込みはお受けいたします。
というのも、ゲームって本来何のためにするんですかね?
実はその苦労とかを時間で買っていたりするんですよね。
苦労してレベル上げします。
町の人から色々な情報を聞きまわります。
複雑なダンジョンの道を覚えます。
そうやって倒すボスだから、倒せた時の喜びが大きいんです。
課金してしまうと倒せて当然のボスという名のザコしかいません。
全然面白くないですよね・・・。
まあ人との優位性、例えば見た目の良さだったりは、買わないと得られにくい部分もあります。
でも、それを電子の世界でやる意味って・・・。
いずれやらなくなりますからね。
ゲームは常に進化し続けていますから、いずれ魅力的なゲームに引越しすると思います。
その時に後悔してしまいがちなんです。
結論的な事
という事で、私の結論です。
- 課金してもいいと思うけど、しても楽しみが減る可能性がある。
- 課金してもいいと思うけど、きっといずれやらなくなるので、その時に後悔するかもしれない。
時間を買うという考えは、何をするにしても有効な話です。
自分の時間を大切に思えなければ、時間を浪費します。
ちなみにゲーム自体が時間を大切にしていないとは思ってほしくはないんですよね。
ゲームばかりやりすぎて他の事を疎かにしてしまうのは私はおすすめしません。
失敗談として紹介しています。
楽しい思い出として残しつつ、他にもやりたいことをやれている形もあります。
そうあれば、それが正しいゲームの遊び方なんじゃないかなって思っています。
私は。
こういう考えを押し付けようとは思いませんけどね。
- 課金して時間を買うと、ゲーム内の単純作業に費やす時間を省けます。
- 一方で省いた時間が本来の楽しみの要因だったりします。
- その結果、楽しみが減る可能性がある。
- 更にゲームはいずれきっとやらなくなる。
結局何が失敗だったのか
ゲームの簡単な歴史に挙げてきたゲームですが、一部は私も課金しています。
MoEやパズドラは数万円は使っているでしょうね。
他にもチラホラ数千円~数万円は使っていると思います。
課金までして遊びたいと思って課金したんです。
その時だけは確かに充実したようにも思います。
その思い出を買ったようなものでしょうか。
いまだにしているものは1つもありません。
いったい何だったんですかね。
課金すればするほど、苦労が無くなって、ゲームが面白くなくなるんですよね。
いったん面白くなくなると、中々やらなくなります。
3話目を見逃したドラマの4話目みたいになって、もういっかってなってしまうんですよね。
私にとっては、そういうものなんです。
またやり出すと面白かったりするのですが、それまではもう面白かったことも忘れています。
もちろん課金したお金と時間は戻ってきませんし、面白さを失う事もあります。
課金して得た時間は何に使ったのかわかりませんが、色々な事に使われたのでしょう。
- 数千~数万円使ったゲームも今やしていない。
- 課金する程苦労が無くなり、ゲームは面白くなくなる可能性がある。
- 失ったお金と時間、面白さは返ってこない。
- ゲームに課金して感じた失敗でした。
ゲームはいずれやらなくなり、課金はやらなくなったときに後悔しやすいものなのかなと思います。
失敗からの学び
何が悪かったのでしょうか?
その学びが大切です。
課金の誘惑と言い訳
やはりゲームを無料で遊んでもらうだけでは収益は生み出しにくいので課金させようとしてきます。
魅力的なコンテンツを用意し、これでもかと上乗せし続けてきます。
誘惑です。
そしてその誘惑と同時に言い訳が始まります。
時間変えるんだから課金した方がお得だよ、と。
実に理論的でもあり、同時に矛盾もしているのですが、ついついそんな言い訳を考えてしまいます。
人が振り返ればなんでそんな行動をしたのかという行動をするのは、自分を正当化できる時です。
その時は正しい行動なんです。
言い訳していると思ったら、一度冷静になってみた方がいいかもしれないですね。
自分を正当化していないだろうか、と。
一度課金すると緩くなる
一度課金してしまうと「まあもういっか」と課金しやすくなります。
もし課金したくなければ、どんなに良いものが出ようと課金しないことですね。
一度負けたらそこがベースラインになります。
次から次へと誘惑してきますから、そのラインを越えれば課金しがちです。
あながち失敗でもない
失敗談といっておいてこういうのもなんですが、まあよかったのかもと思える部分もあります。
MoEなんて十年以上遊んで、そこで知り合った方々との思い出は良いものとして残っています。
もう連絡とったりはありませんが・・・。
逆にパズドラとかはちょっと後悔していますね。
おそらく、だれかとの思い出として使ったものならいいけど、自分だけの記憶だと後悔してしまうのかもしれないですね。
人って不思議です。
課金したいと思ったときは、やらなくなったときに後悔しないという確証があるか、自分に聞いてみると良いのかもしれません!
- 言い訳し自分を正当化ていたら危ないかもしれません!
- 一度負けてしまうと、その後が辛いかもしれません!
- 一人専用のゲームだと後悔しやすいのかもしれません!
まとめ
いかがだったでしょうか?
課金をすすめるわけでもなく、かといって、否定するものでもないんです。
私にとって。
ただ、後悔に繋がるケースもあれば、あまりそうでないケースもあるんです。
出来れば後悔はしないでもらいたいんです。
そういう趣旨のブログですからね。
だからこんなよくわからないことまで真剣に文章化しています。
もしやらなくなったとき、後悔しないかなって考えてみると良いんじゃないでしょうか!
- 従来のゲームは買い切りでしたが、今のゲームは課金で延々とお金が掛かる場合があります!
- ゲーム以外のやりたいことがあるなら、ちょっとずつでもやり始めてみましょう!
ここまでお読みくださりありがとうございました!