手痛い失敗談です。
- 投資信託にある理論で挑み、失敗
株や投資信託に興味を持って売買するようになって約5年程経ちました。
その中で経験して手痛かった失敗談がいくつかあります。
今日はその1つのを投資信託で失敗した話を紹介します。
- 投資信託にある理論で挑み、失敗した実体験
- 失敗からの学び
目次
投資信託の失敗談
まずはその失敗の物語から・・・
投資信託
投資信託は株の初心者の方で、どれを買っていいのかわからないという方でも、割と気軽に売買できる金融商品です。
その道のプロが、投資信託に集まった資金で株や投資信託などの金融資産の売買を行い、資金を増やそうという仕組みです。
運用に失敗すれば当然資金は目減りします。
投資信託はその運用方法をどのような方法で行うかが決められています。
例えば、日経平均株価等のある指数(インデックス)に連動するように構成していたりします。
日本株だけの投資信託、米国株だけの投資信託、色々な方針が定められています。
運用方法は良く調べてから購入しましょう!
そんな投資信託の魅力の1つは売買の最小単位が低い事です。
株の場合、例えば1,000円の株を買う場合、100株から、つまり100,000円単位でしか買えません。
投資信託はこの最小単位が低く、100円とかでも変えてしまうんですね。
そのため貯金感覚で投資信託を買うことができます。
毎月5,000円ずつ積み立てて買うという方法もあります。
ちなみに毎月買い続ける方法はドルコスト平均法と言って、それなりに有効な売買方法です。
リスクの高い金融資産のリスクをある程度抑えてくれます。
これは逆に言えばリターンも抑えられるという事ではありますが。
私の初めて金融資産を買ったのはこの投資信託でした。
2015年5月でした。
その時の話はまた今度・・・。
投資信託のある噂話
さて、ここから今回の話の本題です。
ある噂話がありました。
- 金融資産に詳しくない人は株の売買は難しく、投資信託から始める。
- そんな人は投資信託で積み立てをし、積み立て日も月初が多い。
- 投資信託が買われれば自然と日経平均株価に連動する。
確かにわかる話です。
事実、このような記事になるくらい、連続で月初の日経平均株価は上昇していました。
行動
私も虎視眈々と月末月初の株価を確認していました。
月末に下がった後を狙っていました。
浅はかな考えでした。
2018年1月末に私の狙っていた状態が訪れました。
ただ一度「見」しました。
最終確認したかったんですね。
散々上がり続けていますが、一度自分が「買う」と決めた場面で上がるのかどうか。
で、結果2月初の日経平均株価はやはり上がりました。
(1/30)23291⇒(1/31)23098(-193)⇒(2/1)23486(+388)
確かに確実な手法ではないという事は重々承知でありながら、確率的には行けると踏みました。
続けて2018年2月末に再び訪れました。
ここで行動に移しました。
(2/27)22389⇒(2/28)22068(-321)
まあ、失敗談ですから結果も何もないのですが、結果に続きます。
結果
先のとおり行動に移しました。
その時自由に使える資金を全力投入しました。
ちなみに全力投球は無謀とも思えるかもしれません。
しかし投資信託の値幅はそれほど大きくはないんですね。
そこそこな上昇や下降があっても、1%程度です。
買ってすぐ売るつもりでしたのでリスク大きく見積もっても3%程度の損失で済みます。
これはリターンもその程度という事なので、全力投球しました。
というわけで結果です。
(2/27)22389⇒(2/28)22068(-321)⇒(3/1)21724(-344)
⇒(3/2)21724(-344)⇒(3/3)21181(-543)⇒(3/4)21042(-139)
見事に連日下がり続けました。
何故その後の変動まで書いたのかというと、実は投資信託は売買に時間が掛かります。
海外の金融資産も含んでいるとなおさら時間がかかります。
そう、実績の高い投資信託を選んだのですが、私の確認不足で海外の資産を含んでいたんですね。
本当に失敗です。
さすがに最悪の失敗になったので、その後多少リカバリーするとは思いつつ、失敗したものを続けるわけにもいかず売りました。
結局谷の底で売ることになりましたが、その数日後には買った値段位まで戻っていました。
僅か数日にして13万程失いました。
改めて見れば投資信託のため、株に比べれば傷は思ったよりも浅かったわけですが・・・。
- ちょうど私の買ったタイミングで月初の上昇連続記録が途絶え、失敗しました。
- 更に投資信託の選び方に失敗し、損失は膨らみました。
こんなのマネしないでくださいね・・・。
失敗からの学び
何が悪かったのでしょうか?
その学びが大切です。
一度に買うものではない
この表現には少々誤解を生むかもしれません。
一度に買う事すべてが失敗になるわけではありません。
利益を出せるときはこまめに少額で売買していました。
それこそドルコスト法的にです。
私はもともとあまり一度に買うタイプではなかったんですね。
そんな私がここぞと一度に買ったのが失敗なのかなと思います。
それで成功できる方は良いでしょう。
そんな方は逆にコツコツやる方が苦手かもしないですね。
私はコツコツやる方が向いていると改めて感じました。
手法の確からしさ
ちなみにこの手法自体、継続して行っていたらどうだったのか?
一年程経っていますので、その間を確認してみたところ赤字になる手法でした!
もちろん、黒字になることもあるとおもいますけどね!
ある程度根拠のありそうな話でしたが、やはりそれほど積み立てで買われているわけではないのかもしれません。
そうなるとランダムに買っているようなものです。
全体の相場がプラスならプラス、マイナスならマイナスという事だったのかもしれません。
調査不足
投資信託の売買については完全に調査不足でした。
そういった仕組みであることは理解していたのに、何故こんなことしてしまったのか‥。
一日の損失であればこその一度に購入でした。
上がっても下がってもすぐに売る予定でした。
まさか売るまでの数日間、下がり続ける株価を眺めるしかない状態になるとは思っていませんでした。
想定外の事態になったので、上がると思ってはいたものの冷静に売れたのは良かったかなと思います。
たまたま結果的にリカバリーはしましたが、更に最悪の事態を招きかねないですからね。
相場に助けられている事の自覚
こまめに売買しているうちは利益になっていたという話も実は必ずしも自分の力ではないんですよね。
上昇するなかであれば、ある程度銘柄選びに失敗していても利益は出ます。
これを自分の力と勘違いしてしまうと、いざ下落するときに対応できないかもしれません。
自信過剰、油断大敵、勝って兜の緒を締めよですね。
本当のことを教えてあげるのが失敗男の義務じゃないんですか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
私の投資信託材に関する失敗談が役に立てばうれしいです。
- 一見根拠のありそうな話も長期的に検証しましょう!
- 良く調べてから行動しましょう!
- 自分の力量や得意な方法を自覚しましょう!
ここまでお読みくださりありがとうございました!